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2011年1月3日月曜日

小津安二郎監督大特集

フィルムミュージアムで小津安二郎の映画が連続して上映されます.

日時:1月7日(金)~2月7日(月)
会場:Oesterreichisches Filmmuseum, Augustinerstrasse 1, 1010 Wien

以前,同じミュージアムで小津安二郎の「秋日和」や黒澤明の「羅生門」等を見に行ったことがあります.映画はすべてオリジナルの音声で上映されるので,ウィーンで日本語の映画を見ることが出来る数少ない場所です.

2010年8月11日水曜日

『エーゲ海の天使』(原題:Mediterraneo)

1991年に作られたイタリア映画『エーゲ海の天使』を見ました。内容はコメディーですが、鑑賞後には寂しさが残る映画でした。

舞台は第二次世界大戦中のヨーロッパで、イタリア軍の小部隊がギリシャのある島に上陸するところから始まります。彼らの任務などの詳しい事はわかりませんが、とにかく、その島に上陸しなければいけないようです。上陸部隊の船には隊員の親友(恋人?)のロバが乗っていたり、部隊の規律がめちゃくちゃだったりしますが、それがイタリア軍だと言われるだけで、すべて違和感がなくなります。その後も、イタリア軍のヘタレ具合がうまく表現されており、大変面白かったです。最後は浦島太郎的な寂しさが残りました。

この映画を見た後、次のお話を思い出しました。
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漁師が釣りをしていた。その魚はなんとも生きがいい。それを見た旅行者は、「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、釣りをしていたの?」と尋ねた。すると漁師は「そんなに長い時間じゃないよ」と答えた。旅行者が「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」と言うと、漁師は、自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だと言った。「そ れじゃあ、あまった時間でいったい何をするの」と旅行者が聞くと、漁師は、「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊ん で、女房とシエスタして。夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって…ああ、これでもう一日終わりだね」

すると旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。「ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、きみにアドバイスしよう。いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、漁をするべきだ。それであまった魚は売る。お金が貯まったら大きな漁船を買う。そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ。やがて大漁船団ができるまでね。そうしたら仲介人に魚を売るのはやめだ。自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。その頃にはきみはこのちっぽけな村を出て、ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。きみはマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ」

漁師は尋ねた。「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」「二〇年、いやおそらく二五年でそこまでいくね」「それからどうなるの」「それから? そのときは本当にすごいことになるよ」と旅行者はにんまりと笑い、「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」「それで?」「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、日が高くなるまでゆっくり寝て、日中は釣りをしたり、子どもと遊んだり、奥さんと昼寝して過ごして、夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって過ごすんだ。どうだい。すばらしいだろう」
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2010年7月5日月曜日

オープンエアー映画祭・その2


情報を掲載した映画祭へ早速行って来ました!上映時間が21:30でしたので、21:00ごろ会場へ行きました。すでにこの人ごみです(´Д`;●)用意されていた椅子は全部ふさがり、公園内の他の場所からかってに?持ってきたと思われる長いすで席を増やしてありました。しかし、そこもすでに満員状態!それに座れなかった人たちが写真のように地面に座っていました。ちなみに私達も座り組です・・・

写真右手にカールス教会と池があります。今日は”Bad Timing”という映画でした。日本語名は”ジェラシー”で1980年の映画です。映画の詳細はウィキペディア等に載ってますので、見てみて下さい★ウィーンが舞台になっているので知っているところが出てきてちょっとうれしかったりしました(●´∀`●)

野外とあって、蚊が多く体にくっついてきました~(。´Д⊂)最初はこの状況で2時間近く我慢出来るか不安でしたが時間が経つに連れてあまり蚊が来ることが無くなって、映画に集中することが出来ました♪次の野外イベント前に蚊対策に虫よけを買おう!こちらでは虫よけが必需品だと感じることが多いです。あと、座った所が悪かったのか映画を見ながらタバコを吸う人がたくさんいて、とても煙たかった~(。´Д⊂)
蚊も嫌だけど、タバコはもっと嫌でした。喫煙率の高いウィーンではしょうがないのかもしれないですけどね・・・色々、不具合はありましたが大きな画面で開放的に映画を見ることが出来たのは良かったです(●´∀`●)また足を運びたいと思います♪

2010年4月27日火曜日

Alice in WonderLand(アリスインワンダーランド)


映画を見に行きました。今話題の3D映画”Alice in WonderLand”です。ちなみに3D映画も初めてです★上の写真はポスターです中心にいるのはジョニーディップの帽子屋さんです♪
オフィシャルホームページはこちら・・・http://www.disney.co.jp/movies/alice/



映画を見たのはマリアフィルファーストラーゼにある英語の映画館”Haydn(ハイドン)”です。英語もちょっと・・・ですが、ドイツ語に比べたらなじみがあるので映画を見る時はここへ行きます。実はここの映画館は座席によって値段が違うのだそうです。チケットを買う時に座席をfront(フロント)、 middle(ミドル)、 back(バック)にするか聞かれるのですが、席によって値段が違うことを知らなかった私は見やすさを考えてミドルをチョイス。(いつもあまり自分で席を決めないので・・・)後で、値段が違うことを聞きミドルが一番高いとのこと・・・先に知らせて欲しかった。そうすれば、バックの席にしたのに~(。´Д⊂)でも、よく見れるからいいか。

入場して3D眼鏡を持って、鑑賞開始!そして、鑑賞終了。(はやっ。)

台詞が英語だったのでよく分らなかったところもあるけど、さすが3D映画。迫力でした!私には慣れるまでが少し大変でした(^-^;)特に最初のアリスが穴から落ちるシーンはすごかったです。目を開けているのが大変でした。19歳のアリスがとっても可愛かったです♪ところどころで成り行き的な衣装チェンジがあるのですが、その衣装の全てが可愛いです(●´∀`●)ドレスの1つ1つに自然さの中に計算された繊細さを見ました。その他のキャラクターもいい味を出していて、白ウサギさんとチェシャ猫さんLOVEです★芋虫さんの動き、しなやかで良かったですよ(笑)赤の女王の個性(笑)と存在感に圧倒されました。

今度は日本語の字幕版を見て、台詞の一つ一つを理解してしたいな~と思いました。

2009年12月26日土曜日

映画「ゆきゆきて,神軍」追加




今回はフィルムミュージアムの建物の写真を撮ったので載せます。(2枚目の写真は映画館で無料配布されているパンフレットの写真です。表紙はチャップリンなっています。3枚めが今回の映画ところです。1か月分のプログラムと作品の説明が書いてあります。)

映画「ゆきゆきて,神軍」

filmmuseumにて今年最後の日本映画(ドキュメンタリー)を見てきました.題名は「ゆきゆきて,神軍」です.wikipediaにも載っているほど有名なドキュメンタリー映画のようです.これまで,まったくこの映画を知らなかったのですが,衝撃的でした.内容は,奥崎謙三が戦争中に行われた「犯罪」の関係者を追及していき,本人に真実を語らせるというものです.たぶん,関係者も真実を全て語っているわけではないと思いますが,この映画を見ることによって,戦時中の日本軍内の悲惨な状況を知ることが出来ます.ドキュメンタリーの1つの軸は第二次世界大戦中の日本軍内の悲惨な状況を明らかにすることにあるかもしれませんが,それにもまして印象的なのは,ドキュメンタリーの主人公である奥崎謙三のキャラクターです.この映画を見る限りでは,彼に共感できる部分も有りましたが,ネットで奥崎謙三の情報を得るにしたがって,彼はあの映画でただ目立ちたかっただけではなかったのかとも思えてきます.特にここのページの解説を読むと,そのように思えてきます.ぜひもう一度見てみたい映画です.

2009年12月21日月曜日

映画「にっぽん戦後史 マダムおんぼろの生活」


フィルムミュージアムでまた映画を見てきました.前回は羅生門で今回はにっぽん戦後史マダムおんぼろの生活という長いタイトルのものです.興味のある方はあらすじ等また検索してみてください♪羅生門同様の白黒映画で時代を感じました.映画の中の女性たちはとてもたくましく,したたかに戦後を生き抜いていました.今村昌平監督のドキュメンタリーです.
フィルムミュージアムではあと1回日本映画が上映されるようなのでまた行きたいと思います!

2009年12月11日金曜日

映画「羅生門」

filmmuseumで黒澤明の映画「羅生門」を見てきました.「羅生門」は今回はじめて見たのですが,てっきり芥川龍之介の小説「羅生門」を映画化したものだと思っていました.しかし,wikipediaによると芥川龍之介の小説「藪の中」と「羅生門」の両方を基にして作られたみたいです.日本にいるとなかなかこのような古い映画を見にわざわざ出かけることはありませんが,海外では貴重な娯楽のひとつになります.それに,このような機会に日本を再発見することができます.以前も,ちょっとした映画祭で伊丹十三の「たんぽぽ」を見て,伊丹十三の昔の映画を見たくなりました.filmmuseumでは毎日古い映画が上映されており,しばらく前から日本映画が上映されています.来週は,「にっぽん戦後史 マダムおんぼろの生活」,再来週は「ゆきゆきて、神軍」です.



この写真の三船敏郎はとても日本人には見えません.