2009年12月22日火曜日

ミノリーテン教会



ここは有名なレオナルド・ダビンチの”最後の晩餐”のレプリカがある教会です。地下鉄U3’ヘレンガッセ駅’で下車、”ミノリーテン広場”側出口を出るとあります。色といい形といい今まで見たことがある教会と違う印象を受けました。他の教会と違う特徴の一つとして、塔頂にとんがり帽子がないことがあげられます。(だいたい教会はとんがっています。)これはトルコ軍襲来の際、砲撃で吹き飛ばされそのままの姿としているそうです。


中に入ると左手の壁に最後の晩餐の絵があります。絵の前に募金箱がありそこに募金をしてからフラッシュなしで撮影しました。ここにはとてもおもしろい?装置がありました。絵の向かいにある柱にある箱に50¢をいれると一定時間柱のライトが点き絵が見やすくなるのです。(教会の中はとても暗いです。)私は本物を見たことがないのですが、絵の大きさと迫力にびっくりしました。この絵は本当はベルヴェデーレ宮殿に飾る予定だったものが重さに耐えられないことが分ってこちらの教会に取り付けられたという話があるそうです。

その他にも興味深いお話があります。この”最後の晩餐”の複製を依頼したのはあの”ナポレオン”なのだそうです。製作者はローマのジャコモ・ラファエリというモザイクの名工。製作費用は巨額だったそうです。
教会,絵ともにすばらしい作品なのでぜひ足を運んでみて下さい.

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